おすすめ絵本紹介「ぼくはほんやさんになる」

 こんにちは!YOMO運営事務局です。

 2021年7月28日現在、YOMOで公開している作品は340作品となります。

 今回は、さく・菊池壮一さん、え・塚本やすしさんの作品「ぼくはほんやさんになる」の紹介です。

▼あらすじ

 がんばれ!町の本屋さん。本の文化を絶やさない!

 少年の強い想い。感動の一冊です。

▼作品情報

  •  対象年齢:6才以上
  •  ページ数:32ページ
  •  サイズ:H 257 mm × W 182 mm

▼レビュー 

 みなさんが住んでいる周りに、町の本屋さんはありますか?

 大きい書店ではなく、地元密着の本屋さんは、年々減ってきています。一般のお客さんの他に、小学校や公共図書館とも取引がありますが、本屋さんだけで経営していくのは厳しいのかもしれません。

 主人公の「ぼく」は、おじいちゃん、おばあちゃんが昔から経営している本屋さんが大好きで、なんとか無くならないよう奮闘します。

 戦前からある本屋さんを守ろうとする思いと、思い出が詰まった場所を無くしたくないという気持ちが絵本から伝わってきて、とても応援したくなる気持ちになりました。

 またそれと同時に後を継ぐ人がいないという問題点も知ることができます。本屋さんだけでは経営が難しいので、継がないもしくは継げないということなのでしょう。

 そんな難しい状況の中、著者二人の熱い思いが、「ぼく」を通じて伝わってきます。本屋さんの大切さを多くの子ども達に伝えて、みなさんも本屋さんを応援しましょう!

▼試し読みはこちらから

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 ぜひ、この作品を読んで、お子様と町の本屋さんに行ってみてくださいね!