おすすめ絵本紹介「 みみカスいっか」
こんにちは!YOMO運営事務局です。
2024年7月31日現在、YOMOで公開している作品は1159作品となります。
今回は、作・あさのますみさん、絵・はしもとえつよさんの作品「みみカスいっか」の紹介です。
▼説明
たっくんは、みみそうじが だいきらい。 そんなあるひ、どこからか こえが きこえてきて・・・・・・。
「おれ みみカス。カスはカスでも やくにたつ カスだぜ」
え、みみカス!? ゆかいなみみカスのおはなしです!
▼作品情報
- 対象年齢:4~5 才
- ページ数:32ページ
- サイズ:H 257 mm × W 210 mm
▼レビュー
みなさんは、子どもの頃にみみそうじをしてもらうのは好きでしたか?かく感覚が気持ちいいので、大人になってもついついやってしまいますよね。反対に苦手な人は、背中や首がこそばゆかったり、ぞわぞわしたりする感覚が嫌なのかもしれません。今回紹介するのは、そんな感覚が大嫌いな男の子の物語です。
主人公は「たっくん」。お母さんがみみそうじをしようとすると、隠れて逃げてしまいます。その理由は、背中と首が「ずずず」「すすす」とするからです。隠れていると、みみの中から声が・・・。よく見てみると、みみの中のみみカスがしゃべりかけていたのです。
たっくんのみみの中に住み始めたみみカス。その後、急に「お嫁さん」を連れてくると、何日かして双子が生まれました。「みみカスいっか」の誕生です。みみの中がだいぶにぎやかになりましたが、たっくんは嫌がるどころかなんだか嬉しそうです。
このみみカスたちは、単にみみの中にいるだけではありません。朝、たっくんを起こす、夜、子守歌をうたう、運動会のかけっこに向けてアドバイス・応援と「役に立つ」みみカスだったのです。こんなにサポートしてくれたり、応援してくれるみみカスいっかがいてくれるなんて、うらやましいですね。
そんな大活躍のみみカスいっかたち。なにやら夜に出てきて、話があるようです・・・さて、いったい何の話でしょうか?
この作品は、作者のあさの ますみさんが子どもの頃、みみの中を想像して楽しんだものを作品にしたそうです。ぜひ、お子様と一緒にみみの中がどうなっているのか想像して楽しんでみてくださいね。
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ぜひ、お子様と楽しく読んでみてくださいね!